アークランドサービス(3085)の企業分析をしました。
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アークランドサービス(3085)

 

 とんかつ専門店の「かつや」を展開するアークランドサービス(3085)について、企業分析してみました(アークランドサービスの公式ホームページ)。それでは、さっそく順番に見ていきますね。
(ページ最終更新日:2009年10月31日)

 

【なぜ注目したのか?】

 アークランドサービス(3085)は外食産業という激戦区で勝負する会社ですが、低価格帯カツ丼を供給していて、今後牛丼の吉野家のようなビジネス展開が期待できるところが魅力です。一度作ったビジネスモデルを活用して、よい立地で店舗を出していければ、それなりの業績が付いてくると思います。それに、安く食べれる牛丼といえば、吉野家、松屋、すき家などの名前が出てきますが、安く食べれる『カツ丼』といった場合はどこが出てきますか?私は名前が出てきませんでした(笑)。おいしくて単価の高いとんかつ屋さんは知っていますが、低価格路線のとんかつ屋は意外と穴場かもしれませんね。しかも、不況で財布のヒモがかたくなっているので、低価格の外食は強みになると思います。

 株価と業績の関係を見ても、PER5倍台(購入時)という超割安に放置されているのは魅力です。割安なのに、業績は至って順調です!外食産業は、毎月発表される売上や客数、客単価が発表されるため、決算予測が読みやすく、会社が進んでいるシナリオがわかりやすいという利点もあります。とんかつを売って利益を出すという、単純なビジネスモデルなので、事業内容も理解しやすい部類に入ると思います。

 

【会社の事業内容】
 メインは、とんかつの「かつや」で年間10〜15店舗くらいを出店しています。低価格路線。新規事業として「天丼や」を模索中。

 

【貸借対照表(簡易)】(参考:貸借対照表とは?

 

 (表をのせる予定です)

自己資本の割合にあたる株主資本比率が72.1%と高く、有利子負債はほぼゼロです。財務の健全性は非常に良好です◎。

 

【現在・過去業績分析】 (参考:損益計算書とは?
下の表は、3年間の四半期決算(3ヶ月ずつの決算)です。※↓ピンク色が最新情報です!




2009年の7〜9月期・第3四半期(3Q)もまずまずです♪売上、各利益も順調に推移しています。2008年の7-9月期に比べると、営業利益率が0.6%伸びている(10.5%→11.1%)ことも評価できます。会社予想と比べてみて、売上高の達成は微妙ですが、利益は余裕で上回りそうですね♪

 

<売上高のチェック> (出所:アークランドサービスのIR情報

 
 1人あたりの客単価は96%と下がっているものの、新しく出店した分の客数が増えているので、全店の売上高(赤囲み)は前期比110%と好調をキープしています。不況の中、既存店の売上高も前期比100%をキープして健闘しています。この表からは、出店分が売上高に貢献していることがわかります。

 

【キャッシュフロー分析(簡易版)】(参考:キャッシュフロー計算書とは?



アークランドサービスのキャッシュフロー(CF)は、優良企業型です。事業で得られた営業キャッシュフロー(営業CF)内で、投資(投資CF)を行っていて、かつ配当金も出せている状態です。安定していますね。私の一番好きなタイプのCFです♪ ※727-543=184、 184-116=68、 約6800万円のCFの余裕があります。

 

【今後のシナリオ(将来予測)】

■定性的な分析(数字以外で見る分析)
「かつや」の出店が順調に続き、売上や利益がおのずとに上がってくれば、上場先の鞍替え(今はジャスダック上場)も検討されるかもしれません。その時には、吉野家のように東証一部に上場し、アナリストなどの大口の機関投資家から注目されるようになる可能性もあります。割安度の修正が起これば、大幅高も可能です♪しかしながら、現在のような時価総額28億円程度では、まだ見向きもされないことでしょう…。これからの成長に期待です!


■定量的な分析(数字で見る分析)
達成時期は非公表ですが、同社は売上300億円を目指すと示しています。現状の売上が80億ということは、約4倍までは拡大余地があるのかも…と考えられます。これからも、年間10〜15店舗のペースで着実に成長していくと予想しています。そこで、2009年12月期の予想PERを軸に考えると、株価は次のようになります。PER15倍で28万円にもなるんですね〜♪(2009年5月12日現在、PER6.42倍、株価115000円)


 

【考えられるリスク】

今回のような豚インフルエンザ(新型インフル)の影響で、一時的に株価にはマイナスに動く可能性がありますが、豚肉自体に問題がなければ、いずれは株価も戻すと思っています。なぜなら業績に与える影響は軽微だからです。それよりも、同社にとっての最大のリスクは、狂牛病(BSE)のようなことで正常に輸入ができなくなった時ではないでしょうか?あとは、吉野家や松屋などの大手が新規参入をしてくるようだと、この先雲行きが怪しくなるかもしれません。

 

【まとめ】

同社の成長は、強く見積もっても年10%くらいです。それに割安度の修正が加われば、平均して年率20%くらいの年利回りを出していくのは、それほど難しいことではないと思います。そのためには、これからは投資家の認知度、人気が必要となってくると思います。広く投資家に知ってもらうことが大切ですね!!


 注)ここで紹介している分析方法や結果等は管理人の個人的な視点のもので、銘柄を推奨するものではございません。投資判断等は自己責任にてお願いいたします。

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