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セゾン投信を研究する

セゾン・グローバルバランスファンドと同じ国際分散型の投資信託を比較する

それでは、ここまで紹介してきましたセゾン投信の『セゾン・グローバルバランスファンド』と同様に国際分散型として人気のある他の投資信託と比較します♪

かなりくどいですが…再び『よい投資信託の3つのポイント』です(笑)

  1. 手数料などの支払いができるだけ少ない
    ・「販売手数料」:投資信託を「買う」時に支払う
    ・「信託報酬」:投資信託を「持っている」間支払う
    ・「信託財産留保金」:投資信託を「売る」時に支払う
  2. なるべく分配金を出さない
  3. 日本や海外のさまざまな資産に投資している(理想は日本株1:外国株2:外国債券2)
投資信託の商品名
(販売会社)
資産配分 販売手数料 信託報酬 信託財産留保額 分配金
(コース)
セゾン・グローバルバランスファンド
セゾン投信)
外国85%
日本15%
0% 0.74% 0.1% 年1回
(1コースのみ)
野村世界6資産分散投信
(野村證券)
外国50%
日本50%
1.575% 0.798% 0.3% 年6回
(成長コース)
大和住銀グローバルバランスファンド
(大和住銀)
外国80%
日本20%
3.15% 1.932% 0.3% 年1回
(1コースのみ)
マネックス資産設計ファンド
マネックス証券
外国40%
日本60%
0% 0.54% 0.3% 年1回
(育成型)
SBI資産設計オープン
(SBIファンドバンク)
外国50%
日本50%
0% 0.714% 0.15% 年1回
(資産成長型)

セゾンバランスファンドの位置づけは、外国への資産配分が多く、さまざまな手数料は限界まで下げている印象を受けます。分配金も年1回に抑えていることは評価できますね。

最後に

ここ数年は世界的に株価が高くなっていました。つまり、株や国債が組み込まれている投資信託の価格もかなり高くなっていました。しかし、2007年の終わり頃からアメリカの景気に陰りが見え始め、高くなっていた株価が大きく下落しました。さらに、アメリカのドルはその信用性が疑われ、大きく価値を落としました。その結果、「円のドルに対する価値」は過去10年でもっとも高く(円高)なりました…。

このように、アメリカをはじめとして、世界の市場が大きく影響を受けたため、再び上昇しはじめるのにはまだまだ時間がかかりそうです…。しかし、長い目で見れば世界経済は成長し続けているわけですから、目先の数年間に経済が停滞したとしても、世界経済の成長が止まることは考えにくいです。ですから、世界経済に効率よく投資している投資信託にも注目する価値があると思っています。

私は今回このレポートを作成する中で、改めてこの『セゾン・グローバルバランスファンド』に大きな魅力を感じました…。そして当然のごとく購入をしました。

最後に、このようなタイミングでこの『セゾン・グローバルバランスファンド』をみなさんに紹介できたのも、何かのご縁かもしれません。今回の研究内容が少しでも多くの方の資産設計にお役に立てることを願い、レポートを終わりたいと思います。大変長い文章にもかかわらず、最後までお読みいただきましてありがとうございました♪もし、「もっと詳しく知りたい!」という方や「実際に投資をしてみたい」という方は、セゾン投信公式サイトから資料請求を行なってください。

普通預金と投資信託の差

※上のグラフはあくまで予想される1つのストーリーであって、これが確実に実現するわけではありませんのでご注意ください。国際分散型の投資信託の運用率4%に設定しているのは、過去50年の世界経済の平均成長率です。 

フォロー:積み立て投資のすすめ

私は投資信託を買うときには、 「毎月10,000円ずつ投資信託を買う」などと、定期的に継続して一定金額ずつ購入する買い方(積立投資)をおすすめしています。なぜでしょうか?
先に結論を言いますと、積み立て投資をすると「同じ金額でたくさん投資信託を買うことができる」からです!これから具体的に説明していきたいと思います。

(※以下の内容をすべて理解しなくても問題ありません。大切なことは「積み立て投資をすると同じ金額でたくさんの投資信託を買える」ということです。下に書いてある内容は本当に同じ金額でたくさん買えるのか?を確認しているだけですので、読み流す程度で十分です。)

たとえば、1月から毎月10,000円分の投資信託を買うとします。1月~3月まで、1,000円ずつ投資信託の価格が順調に上がっていったとします。

1月 2月 3月
投資信託の価格 9,000円 10,000円 11,000円
毎月10,000円買う 11,111口 10,000口 9,090口
毎月10,000口買う 10,000口 10,000口 10,000口

※投資信託の価格(販売価格)は10,000口分の価格を表しています。

まず、「毎月10,000買う」方から見ていきましょう。合計購入額は毎月10,000円なので、3か月投資した場合には、その3倍の30,000円になります。合計持ち口数は、11,111口(1月)+10,000口(2月)+90,90口(3月)=30,201口ですね。

次に、「毎月10,000買う」方を見ていきましょう。合計購入額は9,000円+10,000円+11,000円=30,000円。合計持ち口数は、毎月10,000口なので、その3倍の30,000口ですね。←この計算は小学生でもできるぐらいにかんたんです(笑)。

このままだと違いがよくわからないので、これらの関係を比較しやすいように表にしてみました。

合計購入額 合計持ち口数
毎月10,000円買う 30,000円 30,202
毎月10,000口買う 30,000円 30,000口

「合計持ち口数」に注目してください!!おおっと、毎月10,000円買う方が202口も多くなっていますね。このように毎月同じ金額を積立投資すると、価格が低いときには多く、価格が高いときには少ない量を購入できますので、結果的に同じ金額でもたくさん買うことができるのです!なんとも不思議な感じがしますよね~。

このように投資信託には、一定額分の投資信託を購入する「自動積立サービス」が利用できるものがあります。便利なサービスで、毎月指定した銀行口座から自動的に引き出してくれます。これまで紹介してきたセゾン投信では、このサービスが利用できて、しかも引き出し手数料を会社がすべて負担してくれます!(無料)。これぞまさに、『いたれりつくせり』ですね♪ (私も毎月1万円ずつですが、自動積み立てを利用して“セゾン・グローバルバランスファンド”に投資をしています。毎月5,000円から積み立てが始められますよ~。)

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